2015年7月24日金曜日

【インストラクター向け講座】


普段ブログを読んで頂いている皆さんに、まだお知らせしていなかったなと思って、再度お知らせさせて頂きますね。
もう開始間近ですが、8/8から9/12までの6週間、SUGATAの青山スタジオにて、インストラー向けのスキルアップ講座を開催いたします。
随分前からティーチャーズトレーニング開催の希望は頂いていましたが、今回のこの講座は、スヴァディヤーヤ(自己学習)のセンスを高めるためのものです。
ヨガは経験を通して学んでいくものですが、どういう経験をしてくかは自分が選んで引き寄せていくもの。
向こうからは決してやってきてはくれません。

「師は、準備が整ったもののところに現れる」とは言いますが、どんな形をしてやってくるのかもわかりません。

それはいつも「先生」ではなく、動物や子供かもしれないし、全くヨガをしていない自分とは合わないと思っている人や、極々身近な家族かもしれません。
けれども、「学ぶ」という感性を持ち続けている限り、なんでも自分の肥やしにしていく強さが身に付きます。

そしてそんな「学ぶ」経験から、生徒さんに何かを伝えられる先生が、結果仕事として誰からも信頼され、 活躍の幅が広がっていくものなのではないでしょうか。
今は割とどうやって集客、告知していくのか、SNSの有効活用、宣伝媒体、チラシやWeb作りなどがインストラクターの必要スキルとされています。

セルフマネージメントはとても大切だと思います。
「でも、それが上手でも、結局生徒さんに継続していただける魅力のない、内容が薄く、対象の狭いクラスってどうなんだろう、って思っちゃうんですよね、友達にいっつも告知して、来て来てって言ってるの見てるのもなんかイタイし....」
とは、講座受講希望、インストラクー養成コースを卒業し、いろいろ悩んでいるMちゃんのご意見。

告知術を知るのはそんなに難しくないです(笑)

インストラクターには、生徒さんの身体を預かる責任があります。身体は千差万別、ヨガの経験や目的もそうです。

だから、自分の思いを押し付けてしまうのではなく、それぞれの生徒さんの状態を見て、必要なことをその場でお伝えしていく勘やセンスがとても大切です。そして違う身体や経験を持つ方々を同時に、心や身体への意識が空間を持ち、根本的かつ肯定的な方向へ転換されるあの場所へ導くのが、ヨガインストラクターという 職業です。

いろいろな事がわかるに連れ、真面目な人ほど(ヨガをする人は基本的に根が真面目です)ヨガを深めていく ことで、却って自分に制限を課してしまったり、生徒さんの悩みに付き合ってしまったりなどで、自分が悩んで潰れてしまわないよう、また、些細なことで夢を 諦めてしまわないよう、仲間や信頼出来る環境が必要だと思います。
そして、またそこから一人になれるかどうかも仕事として、様々な状況に対応していくためには必要な資質だと思います。

私はティーチャートレーニングは、その後のお仕事の事も考えて開催しないといけないと思っているので、クラス開催や、企業への派遣業務など、活躍先のご紹介も含めてご案内したいと思っています。

以前(10年位前の話ですが.....)は研修って必ずあって、アシスタントをしながら、インストラクター側と、生徒さん側、両方を同時に見て勉強する事が出来たのですが、今は殆ど行われていないですものね。
ティーチャーズトレーニングを卒業されて日々奮闘している方、教え始めて3年以内の方、スタジオオーディションに挑戦したい方、ヨガ関連の仕事の幅を広げることにご興味のある方、ご参加お待ちしています。
お盆時期と重なるので、全回受講できなくても単発でのご参加も可能です。
※お問い合わせ下さい。
開催場所のSUGATA青山スタジオも、広いテラスの目の前は公園、緑に囲まれている感じのとても心地良い空間ですよ。^ ^
こちらからお申し込み受付中です。
http://www.sugata.co.jp/workshop/ao_workshop/7006

2015年7月19日日曜日

5つの感情達が主人公のお話、Inside Outを観てきましたよ。

昨日公開のPixar/Disneyのインサイドヘッド(原題 Inside Out)を観てきました。
すっごい混んでましたが、逆にビックリしました。
こういう題材の子供向け映画が作られて、今迄の、楽しく美しく又は興奮させワクワクした架空の世界を見せるファンタジーや、夢を見させて憧れを抱かせるようなお話から、あくまでも現実的な、自分に向き合うための内側の世界についてのお話が、こんなに世間に受け入れられる時代なんだ〜って。

でも、そうですよね。
子供が大人になる前に知っておきたい大切なこと。
将来の進化した子供達は、きっとインナーチャイルドに翻弄される事もなく、素直なままに成熟していけるのかなって思いました。
だといいな。

私のヨガティーチャーとしてのキャリアは、新体操教室の小学生の女の子達を教えるところからスタートしました。思春期前後の子達が成長していく過程で、ヨガが役に立つことたくさんあると思ってます。
また子供達に教える機会があればな〜ってずっと思っています。



これは、11歳の女の子ライリーの頭の中の5つの感情達が繰り広げるストーリーで、
Joy(ヨロコビ) 、Anger(イカリ)、Sadness(カナシミ)、Disgust(ムカムカ)、Fear(ビビリ)が、どんな時にどんな働きをしているのか、自分にも当てはめて観れるから、感情の整理にもうってつけでした。


このそれぞれの感情達は、みんなライリーの事が大好きで、ライリーを幸せにするために存在しているの。

でも、ヨロコビが不在の時、想い出にカナシミが触れてしまった時、ライリーが築いてきた「性格の島」が壊れてしまう…

あ、これ以上は書かない方が良いですね (^_−)−☆

自分の感情に向き合えず持て余したり、塞いだり、いつも同じキャラクターに役割を任せていたり、大人程、自分の感情に素直になれないものだから、Get in touch with your emotions (あなたの感情達と触れ合って)、なんですね。


ヨガやっている人は、難しい瞑想の本より頷けるポイントがたくさんあるかも。
5つの感情っていうのも、ヨガ的な哲学に沿っていて、私にはとてもツボで、今度ヨガ哲学講座を開催しようって思いました。
これが正しい、これが真実、これが目指す場所、みたいなものではなく、ざっくり、いろいろな哲学の流派や歴史、実質的なところから形而上学的なところまでを考えていく俯瞰的な講座。

哲学や思想って、頭の中の事ですから。でもそれが歴史や社会、宗教、風習、人の倫理観を作ってきた訳で。

観るものと観られるもの(プルシャ/プラクリティ)についても、難しくなく捉えていければ、ヨガの練習も、日常の悩み悩みや人間関係もきっと軽やかになるはず。
ね。

今の私はやりたいことがたくさんで、それらに向けての準備をしっかりやっている期間です。
頭の中のいろいろ、これに関係する具体的なセッションも含めて。
またご報告しますo(^_-)O

2015年7月12日日曜日

健康って病気にならないことじゃない

風邪ネタ第2弾(笑)

風邪というよりは、低気圧で扁桃腺が腫れる体質みたいです。
作家の黒川伊保子さんも書いてらしたし、今日すれ違った鎌倉の某アジアンカフェの店長U氏もそんな事を言っていました。
去年も大型台風がヒットした時、扁桃腺が腫れて高熱が出て寝込んだっけ…

ちょうど、ストレスホルモン、コルチゾールについて、資料をまとめていた折、免疫が抑制されているところに、低気圧で自律神経が乱されるとそういうこともあるかなと分析。
(そのまえに、短パンで寝落ちするのが悪い、という話も…)

何はともあれ、丸2日間、寝ていました。喉が痛くて何も食べられませんでした。
息子が買ってきてくれたアイスも、添加物、合成甘味料、着色料、保存料などがてきめんに作用して、即効戻す始末。
化学物質は自然治癒力の妨げになりますからね、私の身体が、「今は止めて!」ってちゃんとストップかけてくれたんですね。
最初は食べれば治ると思っていたのですが、これは出さなきゃ治らないに気持ち切り替えました。

ひたすら寝て、何も食べずに。
でも、出るものは出る。

外側の力が抜けて、余分な肉が落ちて、内側だけ、生命維持に必要な、呼吸や循環器、消化器がフルに働いてくれていることを実感しました。

で、今日は日曜日、2クラス。
アドヴァンスとビキナーズ。
どちらもエネルギーを使うクラスです。

朝まで動けなくて、でも自分はマットの上に立てば大丈夫って自信があるんですね。

それて、クラスを進めていくうちに、感覚が繊細になっているので、ヨガで何をしているかがよくわかるんですよ。エネルギーの流れ方、呼吸がエネルギーを作り出し、アサナでそれを正しく循環させ、自分自身を癒すことが、一つ一つはっきり感じられるんです。
改めてヨガって素晴らしいなって思いましたし、この方法をお伝え出来なきゃ意味ないって思いました。

エネルギーって、蓄えないといけないって、脅迫観念、やっぱりあるじゃないですか? お金もそうですよね?

でも、生きるって本当は、この瞬間に無限にある材料からエネルギーを作り出して自分の望むように活用していく、ことだと思うんですよ。
生命力は貯金出来ないしするもんじゃない。本来はね。
そして、その方法を知っていれば、無からその瞬間毎にエネルギーを作り出すことが出来るんだなって、それがプラーナヤーマですよね。
純粋なエネルギー。

私、ヨガの実質的なところをお伝えしたいし、ヨガは生命の科学だと思っているから、フワっとしたことはあまり言いたくないのだけど、やはり神秘的なところを日々感じています。


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友人達とは、敢えてジャンクフードを食べるとか、文明社会の娯楽に毒され楽しむことをふざけて※バビロニング、と呼んでいます。笑 
ピュア過ぎると生きれないから。
たまに身体具合悪くするっていうのは※ザイオンなんだな〜っと。
出すべきものは出せるし、悪いものは受け付けないし、健康だから病気になれるのね。

(※バビロン、ザイオン… 聖書に書かれている、ユダヤの都市バビロンと、離散を余儀なくされたユダヤ人が集う約束の地シオン=英語表記Zion、のことですが、ラスタ用語で、バビロンは退廃した都市のこと、ザイオンは神が住まう理想卿の意味)

でもね、朝、たぶん1年くらい腐らないコンビニで売ってるパンとオニギリを、缶コーヒーで流し込む人を駅で眺めながら、そういう食事でも平気、なのが健康ってたぶん皆思っているんだろうなって。

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今日は、トニーさんがコールドプレスジュースとランチを販売して下さる日。

ほぼ3日何も食べてない身体に、リンゴ、ニンジン、レモン、トマト、パクチー、のスペシャルジュースが滲みました。

そして、今日何故か「岩戸の塩」を持ってきてくれていたんですよね。
このお塩は折々で必要なタイミング(なのかな?)に頂く不思議なご縁のあるお塩。


作っている方のお話を伺いましたら、やはりなにかが降りていらっしゃる方のようで。
このお塩をお水に溶いて飲んだら、一気に身体がシャキッとしました。
このお塩の誕生秘話からも、浄化力がすごいみたいですね。

現代社会は毒ばかり。
綺麗なものばかりの世界には住めないけど、せめて病気になれる健康さは大切だなってつくづく感じました。

なんでも体感する事って大事ですよね。健康への考え方もまた新たになりました。



2015年7月10日金曜日

声の響く場所。

風邪を引いていま〜〜す…ヽ(´o`;

毎年夏の前に、エアコンの風に慣れず、喉をやられてしまうのですよね。

インストラクターは声命!!!
たとえ身体が動かなくても声さえ出せればクラスのリードは出来ます。

なので、結構気を付けては居たのですが、焼けるように喉が熱い。

で、殆ど声も発せず、頭もクラクラするので何もせず休んで居たのですが、暇過ぎて(笑)知らず知らず寝ながらつい歌を歌いだしてしまっていたのですよね♫
だって、具合の悪い時ほど、何を考えるかで回復力や感じる苦痛の度合いが変わってきます。
だから無意識って怖い♪


声を出して歌ってるうちに、ふと、
「あれ?声普通に出てる…」
という事に気付きました。

音がお腹と胸に響いて気持ちいい。
第3、第4チャクラですね。
高い音でも苦しくない。

でも、喉からは演歌歌手のモノマネのような掠れ声でさえ、一切声出ません。

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私の昔、歌を歌っていた頃を知っている人は、私の声、どこまでも高く出るけれど、細くて響かない、か細い音だったの、覚えているかも知れません。
喉使っていたので、持久力も無かったし、大きな声が出せなかった。


あ、でもなんだかいつの間にか意識しないでも、お腹で声を出し、胸郭に響かせる発声に変わっていたんだなと、改めて発見しました。

たぶん、気功に出会ってから、今の呼吸法を実践して、丹田を意識して使えるようになってからでしょうね。
誘導の声を褒められると嬉しいです。

マントラを唱える時や、キルタンを歌う時は、A U Mの音を順番に、腹部、胸郭、頭部に響かせたり、ブラーマリという呼吸法では頭蓋骨を振動させるということをします。
ヨーガ療法で使うテクニックの一つでもあります。


声は大事。
知らず知らずに、人は相手がどこから声を出しているかを感じて、声の質でその言葉の意味の重さを測ったり、言葉の信頼度を決めたりしています。

声がいい人はそれだけでデキル感じ、頼れる感じ、安心感、安定感、セクシーさ、など、聴き手が勝手に上乗せしてくれちゃうからお得。

私も普段の声、もう少しはっきり発音出来ると良いのですが、英語を指導していた方曰く、私の発声はすべて英語方式なんですって。
「さしすせそ」の音が連続する単語が上手く言えないのは、歯の裏に舌先を当てて発声するthをやっているからだそう。
舌足らずで子供っぽい!!
直したいです…


インストラクターのオーディションでは、喉から声を出しているタイプの方は採用しませんね〜…
インストラクションを心地良く聞いて貰えなければ何も伝わらないと思うからです。
また、ご本人の身体が出来ていない、詰まりがあるんだなと見てしまいます。インストラクターは喋る職業、声の印象って大きいですよね。


そんな訳で、声の出し方には呼吸法や意識的な練習が大事です。
アサナは身体を、瞑想は心を、マントラやキルタンは声を、そしてすべてに影響を及ぼすのが呼吸です。

声の振動は、自分自身の細胞を震わせ、整え、発する言葉や音の持つ波動は、自分自身に一番影響を与えます。
だから口に出すのはよい言葉、よい振動を持つ音を選びたいですよね。

何かシンギングボウルなどの倍音が出せる楽器をお持ちであれば、その音に合わせて発声してみて下さい。
そして、出来るだけ自分の声が下から響いて来るように練習してみて下さい。音程が上がると響く場所も変わる、というのは違います。
高いトーンでも、お腹から響く感じは出来ます。
以前音叉ヒーリングを受けましたが、自分の声で自分自身に必要な場所を必要なトーンで振動させられたらいいですよね。

暇なので(笑)もっと練習してみようっと。

「ナーダブラフマー」
〜音は宇宙すべてなり〜
ナマステ

2015年7月1日水曜日

福岡に来ています。

羽田から福岡は、ずっと日本の土地の上を飛ぶルートなんですね。
遠くの山々、湖、街、島々、半島、太平洋から日本海までを見渡すような視点。
今まで知らなかった場所をずっと高い目線で眺める事が出来て新鮮でした。

いきなりですけど、
「私」って本当は存在しないんだなって、ちょっと般若心経のような意識状態になりました(笑)

九州は初めて。



おおらかで美しく豊かな土地ですね。

受験生の息子のために足を伸ばした大宰府天満宮。


以前、建築の雑誌でそのインテリアが紹介されていて一度見て見たいなと思っていて忘れていた(笑)スタバがありました。

些細な偶然ですけど、思っていることには必ずご縁って出来るんだなと実感しまくりです。


大宰府の周りは大陸の氣ですね。

江戸、鎌倉、京都、奈良…
それより古い伸びやかな氣。
同じ菅原道真公を祀っていても、鎌倉の荏柄天神と全然違いますね。
周辺の川や山や田畑が綺麗だなっていちいち感動していました。

福岡、博多や天神、何故か日本にいる感じがしないのが不思議です。
いつも何処かに感じている窮屈さがなくて、健やかな感じで、今福岡に東京からのヨガ関係の方が集まっているの、なんとなくわかる気がします。


知らない土地では、必ず路線バスに乗ります。そこの土地感や周りの様子を知るのに一番良い方法だと思っています。
世界中どんな辺鄙なところでもバスはあるし、重要な場所で停車するし、周辺の様子を眺めながら、人と話しやすいですからね。

飛行機が20分も早く到着したのを皮切りに、タイミングがすべて絶妙にぴったりですべてがスムース、良い感じのサインです。



向かいの島に渡るとこ〜んな感じ。

童心に返って走り回って遊びました。笑 


今度はもうひとつ向こうの島へ、海の上の道を車で走って行ってみたいな。



この場所のオーナーの友人に感謝です。波の音しか聞こえない、夕日も朝日も拝める素晴らしい環境なのです。


ここでゆっくりしたり忙しくしたりして、人間、何事も行動力と決断力、そして、いろいろな視点に気付くことが何より大事だなと、つくづく思いましたよ。


日本橋でヨガスタジオShantiを主宰されている、(株)シャンティアソシエイション代表の平賀恭子さんと、福岡のアシュタンギ、大喜多賢治さんとヨガ談義。

ヨガの話は世界中誰とでも出来るから、良いですよね。

そしていろいろな目線で話せる友人がいることも自分の成長や行動のきっかけを与えてくれる貴重な財産になります。

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8/8(土)より、全6回に渡り、インストラクター向けの講座を開催します。

ヨガインストラクターは日本全国今石を投げればぶつかる状態。
その割にまだまだ社会認知度や、ヨガを理解して継続してライフスタイルに取り入れている人、少ないですよね。

それはヨガなのかな?と疑問に思ってしまう内容やアプローチも数知れず。

だからこそ、日本でのヨガが、レクリエーションの範囲から、きちんとした専門職と社会で認知され、それを伝える先生方も、職業としてもっともっと活躍して頂きたいと思っています。

仕事として、自身が経験してきた様々なことや、オーディションを開催し、実際にインストラクターを採用する立場としても、お伝え出来ることはたくさんあります。

少人数制の8名まででの開催になります。お申し込み、お待ちしています。

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おまけ。


関東では私の苗字、いつも珍しいようで、「にいみや」さん、「あらみや」さん、と呼ばれるのですが、関西よりこちら側では割とポピュラーなよう。

この駅の周りは新宮だらけでなんだか嬉しかったです。


私たちは無限の選択肢の中から、目に見えるもの、自分に慣れているものを日々反映させて生きているだけ。
でも、そうではないところに行ってみたいと思いませんか?