2014年3月21日金曜日

Spring Equinox 2014〜春分0度〜




春分は、太陽黄経0度を通過して、またそこから360度が始まり、昼夜の長さが等しいバランスになる起点の日。

先日、地球暦のWSに参加してきました。
鎌倉の兄、長谷で先住民族雑貨店を営むMiddlesのノブさんによるレクチャー。

地球は、太陽の周りを廻っていて、その他の惑星も太陽の周りを廻っていて、そのユニットそのものも銀河の中心を廻っていて、更に地球は自ら廻る自転を行っていて、地球の周りを更に自転しながら公転する月があって、私達は宇宙の中で、一瞬も同じ場所にいることはなくて、例え一年が巡っても、同じ位置には二度と戻ることはないんだよ、ということを、空間把握能力全開で感じてきました。

(このイメージがとても真実をついている)

地球と金星の公転の周期は、黄金比になっていて、ヴィーナストランジットと呼ばれる、地球から見て、金星が太陽を横切っているように見える現象は、5回で五芒星を描く、とか、字で描いてもピンと来ないような事も、立体感を持って知ることが出来てよかった。

宇宙的な感覚って、男性的で、女性はどちらかというと地球的な、グラウンディングの感覚が大切と思っていたけど、しっかり根を張る力があれば、空間に意識を拡げる力も対になっているわけで、自分の中心を0に据えてバランスをとる感じが心地よかった。
ちょうど満月で、エネルギーが満ちていた夜でした。

新しい一年周期の始まり。
みなさん、0のポイントにいるかな?
その0は何もない0ではなくて、相反するものがいろいろ混ざり合って、結果0という状態に在ること。
今月のクラステーマは、まさに今日の春分の日のため。
自分にとっても気付きや学びの多いお題で、自分のバランスの幅を拡げるのに確かな指針になっているように思います。

身も心も準備はOK!
いつでもなんでもやってこーい!な0起点です。
毎回毎回ですけど、今までで一番いいサイクルにしていきますよ。

2014年3月1日土曜日

0歳の記憶

人よりちょっとだけ感覚が繊細で鋭い私。
嗅覚、聴覚は特に、それと非言語の感情や情報のやりとりのようなところ。

小学校の成績表にはいつもそんな風に書かれていて、感受性が強すぎると。
だからって別に普通の子供でしたけど。

最近、記憶が0歳まで遡れるのです。
急に思い出す事がしばしばで、自分でも驚いています。

0歳の頃は、高台の庭のある一軒家で両親と犬や鶏やヤギなどと暮らしていました。
だから動物が好きです、というより親しく思っています。
だからお肉を食べる事にはいつも躊躇し、自分に決まり事を作りたくはないのですけれど、出来る事ならベジタリアンでいさせて欲しいと思っています。

まだ両親の言葉が理解出来ない頃、私の心とダイレクトに繋がってくれたのは、
その犬でした。
赤ちゃんが遊ぶにはかなり大きめの犬だったと思いますが、よくその犬に遊んでもらっていました。その犬は私の教育係もしてくれていたのでしょう。

自分のインナーチャイルドを探すワークをすると、いつも出てくるのは犬です。
白くて無垢な子犬。
育ての犬からそういう風に見られていたのでしょう。

そしてこの間明け方に目が覚めて思い出したのは、あるとき遊んでいて犬が私を噛んだ事。
犬は悪くなくて、私がすごく駄目な事をしたのでしょう。
私はびっくりして大泣きして、そしてそのあとすぐにその犬が家から居なくなってしまった。私を溺愛していた父が激怒し、遠くに散歩に連れ出して、そのままどこかに置いて来てしまったのです。

思い出してからは1時間くらい泣くのを止められませんでした。
子供のように泣きじゃくってしまった。

その後親に毎日毎日犬の事を訊ね、親は逃げたの、と答えていました。少し大きくなると、犬が恋しくていつも探すようになり、近所の犬小屋に潜り込んだりしていました。近所の犬は全部知ってて、本もTVも犬のお話ばかり選んでいました。
犬みたいにしているのが好きでした。

潜在意識には、自分を守ってくれるような、自分が好きだと思える存在が、ある日突然不可抗力で、私の前から消えてしまう、しかも愛故に、ということが強く残り、記憶が薄れてぼやけてしまったぶん、それと同じ事が何度も起こりました。

いくら過去の親との事を考えても何故なのかどうしても納得出来なかった。
でもやっと納得。
一つの記憶から、何故自分がそう思ってきたのかの疑問がわあっと広がり、いくつものピースが繋がったような気がしました。
そして自分のことがとてもよく理解出来た。

動物の感性は、人間として生きるには無垢過ぎて、役に立たない事の方が多いです。
でも、生き物としての自分をいつも正しく導いてくれている。
自分への絶対的信頼を持っているという事には、いつも心から有り難いと思います。

人間の愛は不器用過ぎたり、相手を幸せにしなかったり複雑ですけれど、動物のそれはまっすぐ。
人間はもっといろんな命と共鳴して愛をダイレクトに感じる経験が必要ですね。

そして0歳の記憶がとてつもなく人生に大きな影響を与えるのだということ、知って欲しい。そしてそういうところから癒しが起きて欲しい。
そういう風に思って日々出会う人に接したいと思います。

自分の子供には、本人が忘れてしまったであろう出来事をよく話しています。
本人が小さい時は、そういうことを聞くのが照れくさかったようですが、今ではその重要性が理解出来ているのでしょう。
今の自分と照らし合わせて意識のズレを日々修正しているみたいです。
だからちゃんと前に進んでいけるみたい。大事なことですよね。

ナマステ